人前の発表で、物怖じしない子供に育てる方法

人前の発表で、物怖じしない子供に育てる方法

ロボ団箕面校では、レッスンの最後にプレゼンの時間があります。今日のレッスンでうまくいったこと、うまくいかなかったことを振り返り、ノートに書いて発表する時間です。

目的は、

1)振り返る力
2)原因と結果のつながりを見つける力
3)成功パターンと失敗パターンの分析力
4)改善案を考える力

この4つの力を伸ばすこと。能力は練習すれば伸びるので、子どもたちの発表もどんどん大人びてきます。

この4つの力が伸びれば、発表する内容自体はレベルアップしていきますが、これだけでは伸びないのが「人前で話す自信」。

日本人は人前で発表するのが苦手だとよく言われます。子どもたちの中にも、ノートには発表内容をしっかり書いているのに、恥ずかしさや不安のせいで、ちゃんと話せない子どももいます。

そんな彼らにまず教えるのは次の3つ。

1)体はまっすぐ
2)相手の目を見る
3)声はハッキリ、大きめに

恥ずかしくなるともじもじ、フラフラ、体を動かしたくなるもの。気持ちを落ち着ける力がないと、どうしても体が動いてしまいます。中には体が固まって、頭が真っ白になる子もいます。大人でもそういう時があるものです。

気持ちを落ち着け、心を整えるのは大人でも難しいもの。小学生ができなくても当然です。けれど、これからの時代、プレゼンはできないよりできたほうがずっといい。

そのための改善法が先ほどの3つです。これを意識すると、不思議と心が落ち着きます。

恥ずかしさはすぐには消えません。だから、恥ずしいままでいい。照れながら話してもOKです。まずは体をまっすぐにして、相手の目を見て、ハッキリ、大きな声で話す。それだけを意識してやってみる。

発表する時、もじもじしたり、緊張したり、体が固まったり、頭が真っ白になってしまう子どもには、まずは、これを教てあげてください。そして家庭でも練習してください。そうすればできるようになります。

人前での発表も、結局は慣れ。慣れれば気持ちもほぐれ、緊張しなくなるからです。

ちゃんとできたら褒めてあげてくださいね。

 

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