子供の才能を見つける2つのポイント

子供の才能を見つける2つのポイント

今月から子供の才能を伸ばすロボットプログラミング体験会を実施中。
子供たちが夢中になって取り組む姿を見ていると、色々な気づきがあります。

子供の才能というと、よく知られているのはIQです。
IQの高さで、子供の才能を見つけるのは昔から行われていて、代表的なものとしては、

1)言語的知能
2)論理数学的知能
3)音楽的知能
4)身体運動的知能
5)空間的知能
6)対人的知能
7)内省的知能
8)博物的知能 

の8つがあります。

ロボットプログラミングで伸びるのは特に2と5ですが、ロボ団箕面校ではレッスンで実験、プレゼン、ペアでの学習を取り入れることで、1、4、6、7も伸びるよう工夫しています。 

もう1つ大切なのがビッグファイブと呼ばれている「非認知スキル」。 *性格スキルとも呼ばれています。

1)開放性:好奇心。新たな美的、文化的、知的な経験に開放的な傾向
2)真面目さ:真摯に、粘り強く取り組み、やり抜く力 。成功体験をもたらすもの
3)外向性:自分の関心や外の人やものに向けられる傾向
4)協調性:自己中心的ではなく、協調的に行動する傾向
5)精神的安定度:感情的安定度。心の落ち着き

の5つに分かれています。

社会人になると、「○○のスキルがすごい!」「○○のことなら、Aさんの右に出る人はいない」と能力で評価されている人がいます。

一方で、「あの人は信頼できる」「あの人がチームにいると一体感がでる」と人柄で評価されている人がいます。

ざっくりいえば、IQの高い子どもは能力派。非認知スキルが高い子どもは人柄派になる傾向が強いといえます。

能力は数字で評価できますが、人柄は数字では評価できません。学校の成績表だけで、子供の才能がわからないのはそのためです。

子供の才能はIQと非認知スキルの2つの組み合わせで形成されます。

「どのIQが高く、どの非認知スキルが高いのか?」がわかれば、子供の可能性を開いてあげやすくなります。

 

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